手紙の季語 [2月]

手紙の季語 [2月]

2月に書く手紙季語には、以下のようなものがあります。

 晩冬の候、晩冬の折、晩冬のみぎり、余寒の候、残寒の候、春寒の候、など

★また、季語そのものを使わず季節感を表現するような手紙の出だしには、以下のようなものがあります。これは、自分の言葉で少しずつ変えて使うといいですね。

 ・余寒ことのほか厳しく、皆様におかれましてはお変わり
  ありませんか。
 ・立春とはいえ、まだ雪の多い日が続きますが、いかが
  お過ごしでしょうか。
 ・梅がほころび、我が家の庭にもようやく春のきざしが
  訪れたようです。
 ・立春とは名ばかりの厳しい寒さが続きますが、皆様には
  お変わりなくお過ごしのことと存じます。
 ・余寒お見舞い申し上げます。

手紙の結びの言葉には、季語を入れてもいれなくてもいいですが、相手を思いやる文章にしましょう。

 ・まだまだ寒い毎日です。くれぐれもご自愛くださいませ。
 ・三寒四温の時節柄、お体を大切になさってください。
 ・寒の戻りで冷え込むこともございます。お気をつけください。
 ・季節の変わり目、どうぞ、体調を崩されませんように。
 ・春も間近です。暖かくなったら、どうぞこちらにもお出かけください。

★覚えておくと手紙に役立つ2月の暦

 三日ごろ 節分
 四日ごろ 立春
 十一日  建国記念の日
 十四日  バレンタインデー


kigotegami at 01:47 この記事をクリップ!