手紙の季語 [5月]

手紙の季語 [5月]

5月に書く手紙季語には、以下のようなものがあります。

 新緑の候、新緑の折、新緑のみぎり、若葉の候、暮春の候、向暑の候、立夏の候、など

★また、季語そのものを使わず季節感を表現するような手紙の出だしには、以下のような例があります。これは、自分の言葉で少しずつ変えて使うといいですね。

 ・風薫る季節となりました。お元気でお過ごしのことと存じ
  ます。
 ・日中は汗ばむほどの季節となりました。お変わりなく
  ご活躍のこととお喜び申し上げます。
 ・皆さまお揃いで、楽しいゴールデンウィークを過ごされた
  ことと存じます。
 ・さわやかな五月晴れの日が続きますが、お元気でいらっ
  しゃいますか。
 ・立夏の候、ますますご清栄のことと存じます。
 ・若葉が鮮やかな季節となりましたが、皆様つつがなく
  お過ごしでしょうか。
 ・新生活も一ヶ月が過ぎ、そろそろご自分なりのペースが
  つかめた頃と思います。

手紙の結びの言葉には、季語を入れてもいれなくてもいいですが、相手を思いやる文章にしましょう。

 ・向暑の候、皆様方のご壮健をお祈り申し上げます。
 ・天候が例年より不順のようです。くれぐれもお身体には
  お気をつけください。
 ・季節の変わり目です。どうぞ、ご自愛の上ご活躍のほど
  お祈り申し上げます。
 ・そちらではこれから春たけなわですね。どうぞ、良い
  季節を満喫ください。 
 ・連休明けでお忙しいことと思いますが、くれぐれも
  ご自愛ください。

★覚えておくと手紙に役立つ5月の暦

 一日 メーデー
 三日 憲法記念日
 五日 端午の節句
 六日頃 立夏
 十日〜 愛鳥週間
 第二日曜 母の日


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